ウインクは全国200店舗が加盟する
メガネのボランタリーチェーンです。

ご存知ですか?
『難聴』が認知症の危険因子に!?
厚生労働省2015年発表
『難聴は認知症の発症原因の一つである』
2015年に厚生労働省よりこのような発表がありました。
高齢化社会の中で生きる我々と難聴は
密接な関係であることは間違いのないことです。
今一度、難聴についてご家族の皆さんと
一緒に考えてみませんか?
難聴って何ですか?
難聴とは…
耳の構造は、体の外の音を振動に変えて体内に伝える部分(外耳から中耳にかけての伝音器)と、体内に取り込んだ振動を電気信号に変換して脳に伝える部分(内耳や聴神経などの感音器)に分かれます。

難聴は、障害の起こっている部分によって大きく2種類に分けられます。伝音器の部分に機能障害がある場合を伝音性難聴、感音器の部分に機能障害がある場合を感音性難聴といいます(伝音器にも感音器にも機能障害がある場合を混合性難聴といいます)。

驚くべきことに、日本においては
およそ1,430万人※が難聴を自覚していると
言われております。
※出典:JapanTrak2018

人によって程度は違えども加齢による難聴、聴力低下は誰にでも起こりうることです。
なぜ難聴が認知症の
原因となるの?
難聴は原因の一つですが
すぐに認知症になるわけ
ではありません。

聞き取れずに困る
会議や習い事が聞き取れない
友達との会話が楽しめない

難聴になることで人の言っていることが聞き取れない、会話が成立しないという経験を積み重ね、徐々に自ら人と距離を取るようになります。そして社会との関わり、周りの人とのコミュニケーションも減っていき、精神的健康にも影響を与え、次第に認知機能の低下につながっていくと言われております。
つまり日常生活を送る中で音声や言葉の聞き取りができ、社会生活において人との円滑なコミュニケーションをとることが認知機能低下防止の重要な要素の一つであるということが分かります。

社会全体の問題なんですね。
はい。

加齢による聴力の低下は人間誰にでも起こりうることです。その程度や時期に関しては人それぞれではありますが、本人にはなかなか自覚しにくく、周りに言われて気づく場合もあります。また日常生活において大きな問題を引き起こすことも多くはないため、深刻な問題として捉われないないケースが多いようです。
難聴というのはただ音が聞こえにくくなるようなことではなく、「声は聞こえているのに何を言ったかわからない」というように音の大小にかかわらず言葉の聞き取りに大きな影響が出てきます。人との会話の中で言葉が聞き取れず話の内容を理解していないまま返事をしてしまって相手に誤解をされたり、会話の途中で何度も聞きなおしてしまうことで会話が弾まない等、円滑なコミュニケーションをとれなくなっていくことで人との関わりが億劫になり、外出しなくなったり、人との接触を避けるようになったりする現象が起きます。そして難聴が原因で社会から疎外、孤立するといった問題が生じることになります。

このように難聴というのは家族、職場、交友関係、
地域コミュニティ等、本人を取り巻く社会的関係に
おいて極めて重要な問題であると考えられます。

ほかの記事を読む

PAGE TOP