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メガネ・補聴器の用語集

Glossary

メガネ・補聴器の用語集

アイポイント

EPとも呼ばれ、メガネをかけた時にどの部分に瞳孔(瞳)の位置があるかを示す。

アセテート

セルフレームに使用されるプラスチック素材の一種。最近のセルフレームのほとんどがこの素材でつくられている。滑らかな肌触りと透明感の色合いが特徴的。素材を重ねることで鮮やかなグラデーションも楽しめる。軽くて燃えにくく、紫外線による劣化もほとんどないため、実用性に優れている。

アナログ補聴器

音声をそのまま電気信号に変換して増幅する補聴器。デジタル補聴器より安価だが、雑音の処理などに限界がある。

アンダーリム

上にはリムがなく、下のみにリムがついているフレーム。いわゆる下縁めがね。逆ナイロールとも呼ばれる。スッキリとしたフェイスラインをより引き締める効果がある。

一山(いちやま)

鼻に直接のせる伝統的なスタイルのブリッジで、サドルブリッジともいう。安定感の高いことから根強く採用されている。ノーズパッドを使用していないのでシンプルな印象。

ウェリントン型フレーム

天地幅が広く、角が少し丸みを帯びた逆台形のフレーム。レトロ感のあるフレームで近年人気がある。比較的顔型を選ばず、トレンド感のある雰囲気になれる。

オクタゴン型フレーム

八角形のフレーム。シャープなイメージを演出する効果がある。

オプチル

セルフレームに使用されるプラスチック素材の一種。透明感と発色が美しく経年変化による色あせはないが、セルロイドやアセテートに比べて衝撃に弱い。

オート型フレーム

ナス型、ティアドロップ型とも言われる。レイバンのサングラスでおなじみのフレーム。

オーバル型フレーム

楕円形や卵型のフレーム。クセのない形なので顔になじみやすく、やさしい印象を与える。

加入度

遠くを見るための度数と近くを見るための度数の差を表し、老眼用メガネのレンズグレードを決める指標になる。レンズの加入度が大きくなると、それだけ「遠→近」の度数変化が大きくなり、ユレ・ゆがみが増加する傾向にある。

クリングス

リムと鼻パッドをつなぐ部分で『パッド足』とも呼ぶ。複雑なカーブにより高さや幅を調整する。プラスチックフレームにはクリングスがないのが一般的。

小口

テンプルに挿入されるモダン(先セル)の差込口のことを言います。

コンビネーション

フロントの主要部分がメタルとプラスチックの組み合わせで作られている。組み合わせ次第でイメージを大きく変えることができるため、ファッションの幅を広げてくれるフレーム。

集音器

補聴器と同様に聴こえ補助をする機器。補聴器は医療機器として厚生労働省から認定を受けるために、効果や安全性などについて一定の基準をクリアする必要があるが、集音器は医療機器ではないためその必要がない。難聴の人を前提としたさまざまな機能は搭載されていないので、自分の聞こえの状態をしっかり把握した上で購入を検討する必要がある。

スクエア型フレーム

角形のフレーム。顔を引き締める効果があり、シャープで知的なイメージを演出するのに最適。

セルフレーム

プラスチック素材のフレーム。以前はセルロイドで作られていたためこの名前で呼ばれるが、現在はアセテート(有機樹脂)のものが殆ど。

セルロイド

最古の熱可性樹脂で、かつてはプラスチックのほとんどがセルロイド製だった。紙や木、樟脳が原料で、天然素材のような温かみが持ち味。紫外線による劣化や、180℃で発火する危険性から現在ではあまり使用されていないが根強いファンも多い。

ダイナミックレンジ

最小可聴閾値(聞き取れる最も小さい音の大きさ)〜最大快聴閾値(快適に聞き取れる最も大きい音の大きさ)の可聴範囲を表す。

智(ち)

テンプルと連結するフロントの両端の部分。

丁番(ちょうばん)

開閉時に可動するパーツ。商品の設計により、バネ機能を持つもの・丁番・板バネ構造を持つもの・特殊構造を用いたクッション構造を持つものなど、快適な装用のために様々な工夫が施されている。「蝶番(ちょうつがい)」「ヒンジ」とも呼ばれる。

テンプル

サイドからのルックスを支配する部位。頭の幅に合わせて広がるため、掛け心地に大きく影響を与える。耐久性や弾力性が問われ、超弾性を持つ合金素材が使われる場合がある。『腕』『ツル』とも呼ぶ。

デジタル補聴器

音声をデジタル化して複雑な信号処理を行う補聴器。「アナログ補聴器」に比べ、騒音の中でも会話が聞き取りやすいのが特長。

ノーズパッド

鼻を両脇から挟むようにメガネを固定する部位。このパーツを調整することで掛け心地が大きく変わる。『鼻当て』『鼻パッド』ともいう。

ハウリング(フィードバック)

補聴器からでる「ピーピー」音のことをいう。補聴器から出ている音が、耳あなから漏れてまた補聴器のマイクに戻ることを繰り返すと起こる。

ハードコート

レンズ表面を硬質膜でコーティングし、プラスチックレンズのキズつきを防ぐ。

ハードマルチコート

反射防止とキズ防止の両方をコーティングし、明るくはっきりした視界を確保する。

ハーフリムフレーム

一部分のリムがないタイプのフレーム。レンズに溝を掘って、リムのない部分はナイロン糸などでレンズを固定する。

バレル型フレーム

樽の形をしたフレームで、スクエア型の天地がややふくらんでいるタイプ。やわらかい印象を与えるので、女性にも人気がある。

ピュアチタン

プラチナ並みの耐腐食性を持ち、アレルギーフリーという点からも肌に密着するフレームとしては最適。鉄よりも約2倍の強度をもつが、粒子の密度が低いため鉄より約40%軽い素材である。

フォックス型フレーム

目尻が上がったデザインのフレーム。レンズが小さく、フレームの横幅が広いのでファッショナブルな印象がある。「モンロー型」とも呼ばれる。

フォナック

スイスに本社をおく世界有数の補聴器メーカー。日本の事業はフォナック・ジャパン株式会社が行っている。

フルリムフレーム

レンズ全体に縁があるタイプのフレーム。もっともオーソドックスなメガネフレーム。

フロント

フレーム前面部の総称。

ブリッジ

レンズとレンズをつなぐ部位。メガネに衝撃が加わった際、もっとも負担がかかるため硬質な素材が使われる。フロント中央に位置し、デザインの要でもある。

ブロウ型フレーム

フロントフレームの下側がないフレーム。メガネをかけるとフロントが眉のように見えることからこのように呼ばれている。顔をはっきりと、スポーティにみせる効果がある。

プロガードコート

油や水を弾く特殊なフッ素系化合物をコーティングし、汚れが付きにくく、付いても拭けば簡単に取れるようにしてある。表面のすべりを良くすることにより、拭きキズもつきにくくなっている。

βチタン

ピュアチタンにバナジウム22%、アルミニウム4%を添加したチタン合金素材。弾力性に優れ、ピュアチタンに比べて約2倍以上もの引っ張り強度を持つ超弾性材である。

防曇(ぼうどん)コート

レンズ表面に施した超薄膜の特殊防曇コーティングが、レンズ表面の水分を膜状化し結露やくもりを防ぐ。

ボストン型フレーム

丸みを帯びた逆三角形のフレーム。知的で都会風なイメージを演出する効果がある。

ポリカーボネートレンズ

非常に割れにくく、衝撃に強いのでスポーツをする人に向いている。ただし、光学性能がやや落ちるためスポーツ用ゴーグルなどに使用される。

マルチコート

レンズ表面に金属質の薄い膜をコーティングし反射を抑える。くっきりと自然に近い視野が得られる。

ミラーコート

レンズ表面を鏡のように反射加工した、ファッション性に優れたミラーレンズ。

メタルフレーム

金属製のフレーム。素材には金・金張り・NT合金・チタン・ニッケルクロム合金・コバルト合金などがある。

モダン

メガネのツルの先端にかぶせられた耳あて用のカバー。加重がかかる箇所で、掛け心地の良さを左右する。『先セル』『イヤーパッド』ともいう。

ヨロイ

リムと丁番をつなぐ部位で、テンプルの開閉にともない最も負担がかかる。フロントの輪郭を握る部分なので、ブリッジとともにデザインのポイントとなる『智(ち)』とも呼ぶ。

ラウンド型フレーム

正円に近い丸型のフレーム。丸みが安定感を与え、優しくおおらかな印象になる。

リオン

日本の補聴器メーカーの最大手。

リム

レンズの周りを囲む縁のこと。一般的にはレンズをはめて固定する『リム線』という溝が掘られている。レンズ上部のみ、あるいは下部のみにリムがついているものや、リムを完全になくしたものもある。

リムレスフレーム(縁なしフレーム)

テンプルやブリッジがレンズに直接ついている縁のないフレーム。顔の印象を損なわず素顔に近い印象を与えることができる。

ワイデックス

世界6大補聴器メーカーの1つ、デンマークの補聴器専門メーカー。日本での事業は日本法人ワイデックス株式会社が行っている。

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