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メガネの基礎知識

Knowledge of glasses

近視・遠視・乱視の見え方の違い

近視になったとしても、すぐにメガネを掛けなければならないというわけではありません。文字を見る際に眼の疲れを感じる場合は、メガネを掛けた方が良いかもしれません。 メガネを掛けたくない人に好まれているのが、コンタクトレンズです。その名の通り、角膜の表面に「接触」させて使用します。主なメリットは、左右の視力に差が大きくてメガネを使えない場合でも使えるという事とメガネより視力が出やすいということです。また、夏の暑い日や冬に温かいものを食べる時に曇ったりしない、フレームによっては視野が狭くなったりしないといったメガネより便利である点が多いことも上げられます。その反面、コンタクトを装用して慣れるまでに多少時間がかかるので、眼科医と相談が必要です。

近視・遠視とは

近視とは、近くのものははっきりと見える反面、遠くのものはぼやけて見えてしまうという状態のことです。これは、目に入ってきた光が網膜よりも手前でピントが合ってしまうことによって引き起こされます。

もう一方の遠視は、近視と逆の状態で、網膜よりも後ろでピントが合うことが原因で引き起こされる状態です。近くのものを見る場合も、遠くのものを見る場合も、ピントが合う位置は網膜の後ろとなり、どちらも見えにくくなります。ところが不思議なことに、人間の目は網膜の後ろにある焦点を前に移動させるという性質があるのです。そのため、軽い遠視では、自らピント合わせをすることによって、遠くの方がよく見えるようになってしまいます。遠視の方が、自分の目の異常に気がつかないというケースが多く見受けられるのは、このためです。

正視
正視

網膜にピントが合ってくっきりと見えます。

近視
近視

網膜より手前でピントが合うため、近くは見えるけれど遠くはぼやけてしまいます。

遠視
遠視

ピントが合うのが網膜より後ろ。特に子どもの場合、手術が必要になる斜視や弱視となってしまうこともあります。

  • 近視の原因について
    年齢と共に少しずつ眼球の大きさが成長すると、水晶体と網膜の間の距離が長くなります。その結果、眼に入ってくる光の焦点の位置が徐々に手前にずれてきます。そういった屈折の度合いや眼球の成長によって近視になることがございます。 その他、視力が下がる要因には様々あり、組織的なものが原因ではなく、育ってきた環境が影響することもあります。例えば、両親が長時間iPhoneやタブレットを見る人の場合、自然と子供も長時間iPhoneやタブレットを見る生活になります。その結果視力が下がってしまう場合があるのです。遺伝だけが視力に関係するとは言い切れず、後天的な要因が関係している可能性もあるとされています。
  • 近視の矯正について
    近視を矯正するには、焦点を遠くにすることが必要になります。そこで用いられるのが凹レンズです。焦点が遠くなるという凹レンズの性質を利用して、それぞれの視力に合わせた適切な度のレンズをメガネに入れれば、網膜でピントがぴったり合うようになるというわけです。
    近視の矯正についての画像 近視の矯正についての画像
  • メガネによる近視の
    矯正について
    近視になったとしても、すぐにメガネをかけなければならないわけではありません。黒板の字が見えにくくなるなど、日常生活で困るようになったらメガネをかける、というスタンスで大丈夫です。メガネをかけたり外したりを頻繁に繰り返すと近視の度が進む、という話を聞いたことがある方もいらっしゃることでしょう。実際にはそのようなことはありません。反対に、常にメガネをかける必要もありません。ケースバイケースでメガネをかければ大丈夫です。
  • コンタクトレンズによる近視の
    矯正について
    メガネをかけたくない人に好まれているのがコンタクトレンズ。その名の通り、角膜の表面に「接触」させて使用します。主なメリットの一つは、左右の視力の差が大きくてメガネが使えない場合でも大丈夫という点です。また、夏の暑い日や冬に温かいものを食べる時に曇ったりしない、フレームによって視野が狭くなったりしないなど、メガネより便利な点が多いことも上げられます。その反面、慣れるまでに多少の時間がかかる、若干の異物感がある、角膜を傷つける危険性がある、などの点がデメリット。眼科医としっかり相談した上で、使用するかどうかを決めるのがおすすめです。もう一つ忘れてはならないポイントが、取り扱いや管理などがデリケートであること。安全面を考慮すると、小学生の間はメガネを選択する方がよいでしょう。
  • 子どもの近視について
    子どもの視力は1~4歳で急速に発達し、5歳前後で視力が1.0に近づきます。そして、6~8歳くらいで左右の目で見た情報を合わせて頭で理解できるようになると考えられています。そんな成長期の子どもほど近視を発症しやすいという傾向があります。身長が伸びる時期に、眼軸長も伸びていくことがその原因です。さらに残念なことに、年齢があがるにつれて近視が進行するケースが多く、発症年齢が早いほど将来はより強い近視になる傾向も見られます。近視が進みすぎると目の病気(眼疾患)になる可能性も高まるといわれており、最悪のケースでは失明に至ることも。子どもの近視は、できる限り早くケアすることが大切です。

乱視とは

「乱視」とは、例えば縦線と横線が書いてあるモノを見た時に「縦線がよく見える」などの「方向性によって見え方が異なる状態」を言います。 縦方向が見えにくい場合、横方向が見えにくい場合、斜め方向が見えにくい場合と方向は様々です。

日本人は漢字を使用しますので、画数が多い分、余計に疲れやすいのかもしれません。 別に病気ではありませんので、適切なメガネやコンタクトレンズを使用すれば日常生活に特に支障はありません。 また、老眼世代になると角膜の加齢変化によって乱視も変化することが多くあります。 乱視のなかった目なのに乱視になる、乱視だったのに乱視がなくなる、 乱視の方向や度数が変わる、など老眼度数変化と共に変わってきます。 これも老眼世代の疲れ目の一因となっていると思われます。

昔は乱視はメガネで矯正すると歪んで掛けにくいということもありましたが、 最近ではレンズ設計技術が進化しましたのでキチンと補正した方が疲れ目防止の観点からもお奨めです。

乱視とは